【回顧録】 越境入学の小学校、中学・高校
【回顧録】 越境入学の小学校
2018年7月21日 17:48:52 作成
しばらく前に143年開校していた高安小学校が閉校になった。 本来は、ここに
入学しないといけないのだが、距離があるのと、両親が山本に憧れていたので、
違法に越境入学して山本小学校に入学した。 母親の友人で、川を挟んで西側に
あった吉田さんと言うところに住んでいると言う事にして、勉強机まで用意して
入学した。 ずっと問題なかったが、一時越境をチェックするためか、住所毎に
分かれるゲームみたいなモノあって、これでバレてしまった。 そもそも集まる
べき自分の住所の場所がなかった。
たしか一度同窓会をやったが、その後は連絡無しで、万願寺のなかでも同級生は
居らず、結局幼い頃の繋がりというのが無くなってしまった。
本気で、ここに戻ってくるとは実感していなかったが、いざ戻って見ると、なか
なか地域に入っていくのが難しいことが分かる。
高津中学は、少し問題があったかも知れないが、その後の高津高校は、学区に含
まれていた。
何故かずっとコンプレックスがあると言われていたが、そんな実感はなかった。
中学の成績は真ん中より少し前だったが、ある時に勉強の仕方がわかったのか、
何なのか突然クラスで2位になった。 先生は本気にせず、まぐれだろうと思っ
ていたらしいが、その後もずっとそれが続く。 トップは坂本と言う如何にも出
来そうな、将棋の強い子だった。入れ替わった2位は、医者の息子の森田と言う
子で、私のせいで3位になってしまった。 この躍進で高津高校に入れることに
なった。
数学が苦手で、これは現在まで続く。 このために長瀬にある元教師の自宅に家
庭教師に通ったことがある。
別欄で書いたように、最初は化学部に居て、爆発事故を起こしたが、当時は公害
が問題になっていた時期で、大気の汚染度を毎日計測して記録していた。 担当
だと休みの日も行って計測した。 タンクに水を入れておいて、サイホンで水を
出して、その分の一定量の空気を試薬に通して、その試薬の色の変化を記録する。
延々とやったが、その結果はどうなったのか知らない。
高津高校に入ったは良いが、高校での成績はぱっとせず、ずっと遊んでいた。
アマ無線にはまり込んで、通信研究部と言うのに入って、ここに入り浸った。
先輩もいろいろ居て面白かった。 ある時に、美術の授業をサボって、ここに居
ると、先生がやってきて追い出されてしまった。
ある時は、夜中に部室に居ると先生に見つかり、それでも籠城していると、上の
方からライトで照らされて引き出されてしまった。 その教師は国語の先生で増
田と言う。 おまえは増田の名前を汚すやつだと言われてしまった。
通研では、先日死んでしまった祐源と一緒になる。 奥田と言うのも居た。 部
費を稼ぐために、みんなで測量会社にアルバイトに行ったこともある。
ある先輩は、通信機の高圧に触れてしまって、直流なので、手の筋肉が収縮して、
電極を握り込んでしまった。 たまたま機器が床に落ちて手から外れたが、その
ままだと死んでしまうところだった。
こんな先輩が沢山居るので、後輩は大変で、何か忘れたが、余り言うので河合と
言うのが泣いてしまったこともある。
金森という担任の数学の先生は、このまま大学にも行かずに職人仕事するとでも
思ったのか、是非大学には行けと言っていた事を覚えている。 まあそんな感じ
の学生だったのだろう
通研の顧問で、物理の先生の金城さんは、最後まで年賀状が来たが、一番かわい
がってくれたし、なついていた。 化学のXXさんは淡々としていた。 英語のXX
は、私の出来が悪いので、ずっとバカにされていた気がする。 他にも顔は覚
えているが名前が出てこない先生が多いが、全般的に出来がわるかったので、半
分バカにされている感じが強かった。
結局、遊んだのは祟って、浪人する羽目になってしまった。
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